歯列矯正 保険の適用される症状 -2
【歯列矯正の保険診療例† 顎変形症】
顎変形症(がくへんけいしょう)は、上顎・下顎の一方または両方に見られる形や位置の顕著な異常のことです。原因は不明であり、幼児期から少年期にかけて、成長とともに症状が顕著になります。
症状の種類は、強度の出っ歯になる上顎前突症(じょうがくぜんとつしょう)や、上下の前歯に隙間ができて噛み合わない開咬症(かいこうしょう)、顔がゆがんで見える上下顎左右非対称など様々ですが、日本人の顎変形症の約7割は顎がしゃくれて見える下顎前突症(かがくぜんとつしょう)であり、それは受け口・反対咬合とも呼ばれます。
治療は、10代後半以降に顎骨の成長が止まってから行う口腔外科の顎骨切除・接合手術が中心となりますが、
術前・術後の両方で、矯正歯科による歯列矯正が必要
となります。どちらの歯列矯正にも健康保険が適用されます。
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