10代の歯列矯正。メリットとデメリット・リスク
10代の歯列矯正。メリットとデメリット・リスク
10代は、一生の内で歯列矯正に最適な時期です。特に、第二次性徴が始まる10代の前半は、新陳代謝のすこぶる活発な成長期であるとともに、顎骨が大人のサイズにまで成長する最終段階に当たります。そこで、矯正歯科では、第二大臼歯が生えて親知らず以外の永久歯がすべて揃う12歳ころを、歯列矯正のベストタイミングとしています。
もっとも、第二大臼歯が生える時期に殊更こだわる必要はありません。その時期を過ぎても、10代の間は、歯列矯正に最適な状態であることに変わりはないようです。実際、この時期の歯列矯正では歯が大変速く移動し、患者は、治療効果が予想外に早く表れることに感激するそうです。なかなか効果の表れない治療ならとてもストレスが溜まるでしょうが、目に見えて歯並びが改善されていくことに、誰もが大きな喜びを感じるそうです。
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歯列矯正で気を付けなければならないことは、やはり虫歯・歯周病対策です。矯正装置を装着すると、口腔内の虫歯菌の数は2倍に、歯周病菌は4倍になると言われています。虫歯や歯周病にかかりやすくなりますので、医師から歯磨きの仕方を丁寧に指導してもらい、毎日の歯磨きを徹底することや、食後には口内洗浄液でうがいすることなど、口腔衛生への配慮が大切です。
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