ドライソケットの予防

ドライソケットの予防

ドライソケットを予防するため抜歯後に注意すべきことは、端的に言えば、抜歯した部分の安静を保つことです。そのために具体的にどうすればよいのかは、歯科医院で注意事項を記したリーフレットなどを準備している場合は必ず一読し、そのガイドラインに従うようにしましょう。

ただし、注意事項の内容は、歯科医の見識や立場、治療方法によって異なると思われます。また、余りにも神経質過ぎるとか矛盾していると感じられる点もあると思われます。しかし、信頼して治療を任せる以上は、歯科医のアドバイスに従っておいて間違いはないでしょう。なお、ここでは、血餅の形成によって完治させる従来型の抜歯について、ドライソケットの一般的な予防方法を紹介します。

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《ドライソケットの予防方法》

①うがいについて
抜歯後24時間はうがいをしない。24時間以降は、海水程度の濃度の食塩水(ぬるま湯)でうがいする。

②食べ物について
抜歯後24時間は堅いものを口にせず、噛まずに飲み込めるものを食べる。24時間以降は、抜歯部分の反対側で噛む。また、抜歯の穴に食べ物が入らないように気をつける。

③飲み物について
抜歯部分にできるだけ飲み物が回らないよう、静かに飲む。ただし、ストローを使った強い吸飲は避ける。飲酒は、抜歯後48時間は禁止。

④喫煙について
喫煙が酸素供給を阻害し、傷の修復を遅らせる可能性があるので、抜歯後48時間は禁煙。

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