歯列矯正中に金属アレルギ−が発症した場合

歯列矯正中に金属アレルギ−が発症した場合

歯列矯正中に金属アレルギーが発症しても、その症状が至って軽く、しかも発症の部位が限定的であるような場合には、患者の希望によって矯正治療を継続する場合もあります。しかし、基本的には、矯正治療による金属アレルギーが疑われる場合には、とりあえず治療を中断します。

矯正装置を装着してから短時日のうちに発症した場合は、矯正装置に金属アレルギーの原因物質が含まれている疑いが濃厚ですから、すべての装置を直ちに取り外して、その後の症状の経過を観察します。原因が矯正装置であった場合には、通常、それによってほどなく症状が改善するはずです。

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金属アレルギーと思われる症状が矯正治療開始から相当の日数を経過して表れた場合も、原則として矯正装置を躊躇せず取り外すべきです。その上で、原因物質の特定のため、金属アレルギー検査を受けましょう。

装置を取り外したことで症状が治まった後、あるいは金属アレルギー検査で原因物質が特定できた後に、今後の治療方法を検討しましょう。金属アレルギーの再発を予防するために、原因物質となる金属を使用していない装置に変更しなければなりません。特に、治療が進んでから発症した場合には、それまでの治療の成果を無駄にしないためにも、担当医と十分に相談し、もっとも合理的な治療プランを検討しましょう。

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